阪神、猛打ハムのお株奪う今季最多16安打!一時5点差も粘り見せた

 (セ・パ交流戦、日本ハム8-7阪神、2回戦、1勝1敗、13日、札幌D)株主総会大荒れ。山脇スコアラー逮捕。ドリスの病欠。まさかのトリプルパンチに見舞われた金本阪神だったが、最後の最後まで粘りをみせた。

 「打線はやっと昨日、きょうと、ね。殻を破りつつあるのかな、と思います」

 指揮官がうなずいた。

 一時は5点差まで広げられた。でも、七回に糸井と鳥谷の適時打でじわりじわりと追い上げ、九回二死一、二塁から代打・伊藤隼の右翼フェンス直撃三塁打で1点差。最後は原口が空振り三振に倒れたものの、今季最多の16安打。7得点。これまで貧打に頭を抱えてばかりだった虎将は、手応えを感じたようだった。

 勝負の就任3年目。親会社の阪急阪神HDの株主からはコーチ陣の手腕や外国人獲りの失敗などを指摘する、厳しい意見が飛んだ。新助っ人として球団史上最高額となる年俸3億4000万円で獲得したロサリオは2軍降格中。若手の育成も一進一退の繰り返しとあり、指摘されるのは仕方ないところだった。札幌に移動した前日12日も、伊丹空港の搭乗ゲート付近で「打てないからな…」と思わずボヤき節が出るほど。選手には得点圏での考え方や、打席内での個々の工夫について注文をつけてきたが、グラウンドに送り出した後は、もう選手を信じるしかなかった。

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