“歴代最低レベル”日本代表を激変させた西野監督 世界との差は「ほんのわずかだ」

後半ロスタイム、3失点目に座り込む乾貴士 =ロシア・ロストフナドヌー(撮影・甘利慈)

後半ロスタイム、3失点目に座り込む乾貴士 =ロシア・ロストフナドヌー(撮影・甘利慈)

 日本サッカー界初のW杯8強への切符をつかみかけながら、最後の最後で手放した。サッカー日本代表は、後半開始早々に2点リードしたが、強豪ベルギーの猛攻を受けてロスタイムに3失点目を許し、力尽きた。悲劇的な幕切れに選手たちは茫然。ピッチの上で涙を流した。

 世界との差について問われた西野朗(あきら)監督は「まあ…すべてだと思う。それはほんのわずかだとも思う」。いつものクールな表情だったが、言葉に詰まった。

日本-ベルギー 後半終了間際、決勝ゴールを許しさえない表情の西野監督=ロストフナドヌー(共同)

日本-ベルギー 後半終了間際、決勝ゴールを許しさえない表情の西野監督=ロストフナドヌー(共同)

 前評判は歴代最低レベルだったチーム。激変させたのは、日本サッカーきっての「勝負師」だ。鋭い勘を発揮して1次リーグ突破に導き、個性派集団を勝ち気にさせてまとめ上げた。

 波乱の船出だった。本番まで2カ月のタイミングで、バヒド・ハリルホジッチ前監督が解任。4月に急遽、当時日本協会の技術委員長だった西野監督に再建が託された。

ベルギー対日本 前半 攻め上がる、香川真司 = ロシア・ロストフナドヌー (撮影・中井誠)

ベルギー対日本 前半 攻め上がる、香川真司 = ロシア・ロストフナドヌー (撮影・中井誠)

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