34歳の平野佳寿、新天地で輝き 球団新記録の連続試合無失点もマーク

 【大リーグ通信】

 ダルビッシュ有(カブス)や大谷翔平(エンゼルス)ら日本人投手の故障が相次ぐ中で、今季から大リーグでプレーする平野佳寿投手(ダイヤモンドバックス)の評価が急上昇している。セットアッパーとして球団新記録となる25試合連続無失点をマークするなど安定感はチームでも抜群。新天地で、セットアッパーとしての輝きを放っている。

 6月29日(日本時間30日)のジャイアンツ戦。3番手で登板した平野が、球団の歴史に名を刻んだ。七回1死二塁から登板し、打者2人を無難に打ち取って無失点に。球団新記録となる25試合連続無失点をマークした。7月4日のカージナルス戦で失点し、記録は26戦で途切れたが、6日の登板ではまた、無失点に抑えた。

 プロ野球オリックスでは主に救援投手として活躍。在籍11年間で通算156セーブを挙げ、2017年に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した。ダイヤモンドバックスへの移籍が決まった際、日本で行われた会見では「WBCの日本代表に選んでいただいて、その時に(大リーグ球団から)評価をしていただいていると聞いた。少しずつ(大リーグへの)思いが芽ばえていった」と打ち明けた平野。ダイヤモンドバックスでは、WBC日本代表で着用していたときと同じ背番号66を背負ってマウンドに上がっている。

 平野は150キロ前後の直球に加え、落差のあるフォークボールが武器。ナ・リーグ球団のあるスカウトは「大リーグではスタミナ、球種の少なさで苦労すると思っていた。正直言って、ここまで活躍するとは思わなかった」と“予想外”の活躍に驚く。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ