春出場の彦根東のエース・増居が好投で初戦突破 滋賀

 第100回高校野球選手権記念滋賀大会1回戦が12日、彦根市民球場で行われ、今春のセンバツに出場した彦根東は大津に12-0の五回コールドで初戦を突破した。先発した増居翔太投手(3年)は4回1安打無失点、7奪三振の好投を披露した。

 「春が終わってからしっくり来ないまま来ているところがある。状態は選抜が100%としたら、まだ60~70%くらいです」

 打線は一、二回に1点ずつを取ったが、いずれもその後の満塁の好機にたたみかけられなかった。ベンチには主導権を握りきれないもどかしさが漂う。その空気を変えたのが増居だ。

 50球を投じたうち、変化球は「2、3球」。“見え見え”の直球でも、大津打線に芯で捉えさせなかった。一回が8球、二回が13球。三回も11球とクールに腕を振ってピシャリ。その裏からの猛攻10得点を呼び込んだ。

 今春のセンバツでは延長十回サヨナラ負け(0-1)を喫した3回戦・花巻東(岩手)戦で、九回まで無安打投球を披露し、注目を浴びた。その好投もあり、今年9月の「第12回U-18アジア野球選手権」に出場する侍ジャパン高校日本代表の1次候補にも選ばれている。

 選出されたことについて「あまり気にせずやっています」とマイペースに話したが、「この夏の大会もしっかり投げないと(代表には)選ばれないと思います」とも。京大への進学を目指す秀才左腕にとって、飛躍の夏が爽やかに幕を開けた。

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