高校野球北神奈川大会 川和、コールド発進も主将「もっとやれることある」

 高校野球北神奈川大会では、昨夏4回戦に進出した県内有数の進学校・川和が、森村学園に対して終始試合のペースを握り、七回コールド発進も、主将の前川は「勝ち上がるためにもっとやれることがある。次の試合までの課題が多く見つかった」と、次戦に向けて、ナインへ“注文”を付けた。

 県内屈指の大学進学率の高さを誇る同校。野球部も例外ではなく、3年生部員のほとんどは平日午後4~7時の全体練習が終われば塾に通うなど、「文武両道」を実践してきた。限られた練習時間ではあるが、野球部員の甲子園出場に懸ける思いは強い。試合後の選手たちは勝利を喜ぶ笑顔よりも、拙攻が目立ったことなどに対してなのか、一様に険しい表情を浮かべていた。

 8安打を放ち8得点を挙げたが、相手打線には7安打を浴びた。チャンスで不用意に打ちにいった内野ゴロもあった。8得点したものの、相手エラーに助けられた部分も否めない。随所でタイムリーヒットが飛び出し、結果だけを見れば快勝だが、チームとして目指すは「東海大相模を倒して甲子園」(前川)と、さらに上のレベルの野球を目指している。

 普段は塾で忙しくしていた3年生も、最後の夏だけは「野球優先」。もともと塾には通わず、「個人的には野球第一です」と話す前川は「飛び抜けた選手はいないが、やれることをしっかりやって、一戦必勝で甲子園に行きたい」と早くも次戦に向けて闘志を燃やしていた。

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