早実・荒木大輔、甲子園で感覚つかみ決勝まで快進撃みせたが…

 【甲子園レジェンド 100分の1の夏】

 第100回全国高校野球選手権大会(5日開幕=甲子園)は、2日に組み合わせ抽選会が行われた。節目を迎えた聖地の夏。歴史を彩ったレジェンドたちが自ら、輝いていたあの夏を振り返る。まずは、1980年に早実の1年生エースとして甲子園に登場し、5季連続出場。甘いマスクと大人びた雰囲気で空前の“大ちゃんフィーバー”を巻き起こした荒木大輔氏(54)=現日本ハム2軍監督=が語る。(片岡将)

 1980年夏。荒木は東東京大会で初戦の京華戦、続く都高島戦に先発し圧勝。怖い物知らずの1年生には、相手の格も実力も関係なかった。準々決勝では強豪・岩倉を完封。準決勝では、その年春の選抜大会準優勝の帝京までもシャットアウトした。

 「なんで1年生がそこまでできたか? なんでだろうな…。ストライクゾーンには投げられたから、変な四球から崩れることはなかった。リトルリーグの頃から投手をやってきて、制球力には自信があったから」

 決勝の二松学舎戦では「初回にボコボコに打たれたよ」と振り返るが、初回の失点を3点でしのぎ、最終的には10-4と逆転勝ちした。

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