森保一監督が優先すべきは日本代表の強化、五輪代表にあらず サッカー

 【No Ball,No Life】完全に個人的な心配事だが、東京五輪を戦うU-21代表の強化に力を入れるあまり、日本代表の強化が進まない。こうした事態に陥るのだけは避けてほしい。日程が重なったときに森保一監督が優先すべきは日本代表の強化で、優秀な若手はアンダー世代の代表に関係なく日本代表に積極的に招集してほしい。とはいえ、それだけの能力を持った若手がいればだが…。それはさておき、なぜこんなことを指摘するか?

 「過去には日本代表とアンダー世代の代表で選手を取り合うこともあったので、うまく調整しながら強化してもらいたい」(田嶋幸三日本サッカー協会会長/森保一監督の就任会見より)

 日本代表とアンダー世代の活動が重なったときに選手を取り合うというのは、日本サッカーの強化を考えれば本末転倒である。日本代表に招集する能力を持つ選手であれば、年齢に関係なく、アンダー世代の代表に関係なくどんどん日本代表に呼ぶべきで、若いときにそこで得られる経験は何事にも変えがたい。

 以前、シドニー五輪に出場した経験を持つ選手を取材したときに、五輪で感じたこと、得られたものについて聞いたことがある。返ってきた答えは、「五輪だなという印象が残っています。そのままの意味で、五輪は五輪だなという感じです」というものだった。その選手はその後に日本代表となり、W杯アジア予選、W杯本大会を経験している。その後に聞いた言葉であり、いろいろな経験を積んだ結果として出てきた答えだった。

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