楽天・藤平、甲子“縁”で蘇る!母校初戦突破の日に4カ月ぶり2勝

 (パ・リーグ、日本ハム0-10楽天、16回戦、楽天8勝7敗1分、9日、札幌D)楽天は9日、日本ハム16回戦に10-0で大勝。先発した2年目の藤平尚真投手(19)が7回3安打無失点で、4月19日のソフトバンク戦以来となる2勝目を挙げた。

 躍動感あふれる125球の熱投だった。

 「何とか結果を残してアピールしたかった。スライダーが思うように曲がらなかったが、ストレート中心の投球が1軍でしっかりできた」

 5月13日のオリックス戦以来の1軍登板は、原点の直球で勝負。七回まで三塁を踏ませなかった。昨年9月29日に高卒新人同士で投げ合った同学年・堀との投げ合いを制し、「すごく意識した」と笑みがこぼれた。

 甲子園で戦う、横浜高の後輩たちに勇気をもらった。この日の初戦をテレビでじっくり観戦。7-0の大勝に「負けていられない。0点に抑えていたので、自分も0点に抑えよう」と刺激を受けていた。くしくも自身は2年前の同じ8月9日、東北高との1回戦に先発し、勝利投手になっている。2年を経て、プロの舞台でも輝きを放った。

 試合前、アマダーの禁止薬物違反が発覚。平石監督代行は「少なからずチームに動揺があった」と認めた。そんな中で「何とかいい投球をしないといけなかった」と藤平。将来のエース候補が、楽天を救った。 (中田愛沙美)

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