体操パワハラ問題 塚原夫妻、宮川の内容ほぼ全否定…5ページ文書で反論

 体操の2016年リオデジャネイロ五輪女子代表、宮川紗江(18)の“パワハラ告発”問題で、日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)と夫で協会副会長の光男氏(70)が31日、宮川の告発内容をほぼ全否定する5ページの文書を発表した。宮川とのやりとりを録音した“証拠”もあると明示。一方の宮川もテレビ番組に出演して自身の“証拠”を挙げ再反論。混迷の度合いは深まった。

 互いの主張の溝は埋まらない。塚原本部長は文書で、18歳の宮川を会見するまで追い込んだことに「責任がある」と謝罪。ただ、“パワハラ”については否定した。

 宮川が問題とした7月15日の面談で、速見佑斗コーチ(34)に比べ「100倍よく教えられる」との発言をしたという宮川の主張は全面否定。速見氏に暴力行為があったため「あのコーチは駄目」と言っただけだとした。

 自身が率いる朝日生命クへの勧誘も否定し、「五輪に出られなくなる」との発言も成績が振るわない宮川に奮起を促す趣旨だったと釈明。特に宮川が訴えた「高圧的な態度だった」との主張については、“証拠”の存在を明示した。やりとりを記録した音声データがあるとして、データを聞けば「高圧的な態度ではないことが分かる」と強調した。

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