四大大会初のアベック4強!! フルセットの錦織「本当にタフだった」、大坂は58分の圧勝劇

 4年前の全米オープン決勝では「体力が残っていなかった。悔しい」とチリッチに敗れて涙をのんだが、この日は満面の笑顔。昨年、手首のケガで6カ月休養を取ったが、精神的にもうまくリセットでき、今年はウィンブルドン選手権でベスト8に入った。

 準決勝で元世界王者で同6位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と同55位ジョン・ミルマン(オーストラリア)の勝者と対戦する。ジョコビッチにはウィンブルドンでも敗れて13連敗中(通算2勝14敗)。次が最大の山場といえる。

 女子シングルス準々決勝では、第20シードの大坂なおみ(20)=日清食品=が世界ランキング36位のレシア・ツレンコ(29)=ウクライナ=に6-1、6-1で快勝し、日本の女子としては初の全米オープン4強に進出した。四大大会では1996年ウィンブルドン選手権4強の伊達公子以来22年ぶりの準決勝進出を果たした。四大大会で日本人男女の同時4強入りは初めて。

大坂なおみ(AP)

大坂なおみ(AP)

 わずか58分での圧勝。序盤から持ち味のサーブが決まり、7割程度の力でラリーも制した。第1セットは3ゲームを連取して波に乗り、第2セットも第1ゲームをブレークする余裕のある展開。

 ツレンコは2回戦で第2シードのウォズニアッキ(デンマーク)を倒したが、4回戦ではめまいを訴えるほど疲労していた。この日もミスを連発した。

 大坂は「前回泣いて、皆にからかわれたので、今日は泣かなかった。心の中はパニックで体も震えていたが、いいプレーができた。日本からの声援はあまり考えないようにしている。今日はラケットを壊さなかったのがよかった。少し成長したと思う」

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