「大坂は日本で優勝したい気持ちだけで戦っていた」土橋強化本部長がねぎらう テニス

 女子テニス・東レ・パンパシフィック・オープン最終日(23日、東京・アリーナ立川立飛)シングルス決勝で、全米オープンを初制覇した世界ランキング7位の大坂なおみ(20)=日清食品=が、第4シードで世界8位のカロリナ・プリスコバ(26)=チェコ=に4-6、4-6で敗れ、日本勢として1995年大会覇者の伊達公子以来、23年ぶりの優勝はならなかった。

 試合を観戦した日本テニス協会の土橋登志久強化本部長(51)は大坂について、「日本で優勝したい気持ちはあっただろうが、そのエネルギーが残っていなかった」と全米後も多忙な日々を送った日本のエースをねぎらった。

 大坂は今大会、サーブで相手を崩しストロークで得点を決める展開だったが、プリスコバには通用せず。土橋氏は「ポイントを早く取りたい、追いつきたいという心理が働いていた。相手がすばらしかった」と元世界1位を称賛。「大坂は帰国後のスケジュールを見ても、ベストを出せる状況ではなかった。日本で優勝したい気持ちだけで戦っていた。無事に終われてよかった」と胸をなで下ろした。

 世界ランキングでトップ10入りし大坂は追われる立場となった。土橋氏は今後の課題として苦手な選手を作らないことを挙げ、「勝っていけばナンバーワン、五輪金メダルの道が開けてくる」とエールを送っていた。

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