なおみサマサマ? バイン氏「億万コーチ」への道

 テニスの全米オープン女子で日本勢初の四大大会制覇を成し遂げた世界ランキング7位、大坂なおみ(20)=日清食品=とともに、昨年12月から専属コーチを務めているサーシャ・バイン氏(34)にも注目が集まっている。

 就任以来、引っ込み思案で意外に落ち込みやすい大坂に、ポジティブな言葉をささやき続け、精神面の安定をもたらしたといわれるバイン氏。その手腕のみならず、イケメンぶりも評判だ。

 気になるのがその報酬。プロテニスコーチの場合、日給、月給、年俸などそのパターンはさまざま。たとえば錦織圭(28)のコーチは、現役時代に17歳で1989年全仏王者になったマイケル・チャン氏(46)で日給制。「常に私の家族も一緒に帯同したい」との条件で契約しており、ツアーに帯同する場合、チャン氏の家族の旅費やホテル代も錦織持ち。日給60万~70万円といわれ、年俸に換算すると基本給7000万円以上。さらに出場大会の賞金の10%がチャンコーチの懐に入る。年間200日前後の活動で年収1億円を超える計算だ。

 一方バイン氏は、複数の選手のコーチを掛け持ちしない主義。セリーナ・ウィリアムズの練習パートナーを8年間務めた経験などがあるが、チャン氏に比べれば“お得”な基本給3000万円程度。大坂の全米オープンの優勝賞金380万ドル(4億2180万円)の10%程度がバイン氏に渡ったとみられ、これだけでも基本給を上回る。

 21日には「東レ・パンパシフィック・オープン」(アリーナ立川立飛)のシングルス準々決勝で、世界25位のバルボラ・ストリコバ(32)=チェコ=に6-3、6-4で快勝し、ベスト4に進出した大坂。

 今大会の優勝賞金は13万7125ドル(約1544万円)で、全米とは比べものにならないが、“億万コーチ”への道が見えてきたバイン氏ともども着実に結果を積み上げておきたい。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ