“会社なら当たり前のこと”をすればうまくいく--フェンシング太田雄貴が挑む「スポーツ業界の健全化」

 --競技人口を増やすことについては、どのように取り組んでいますか。

 競技人口の増加は、これから戦略的に進めていかねばなりません。日本フェンシング協会に登録している人は現在6000人です。そのうち約半数は高校生が占めています。しかも最も多いのは高校1年生の15歳。そう考えると、やはり部活動がスポーツの競技人口に及ぼす影響は絶大なのです。

 そのため、全国の小学校や中学校を訪問して、フェンシングを体験してもらうイベントを始めました。特に、東京五輪では千葉県がフェンシングの会場になっていますので、千葉の学校には重点的に訪問しています。1校当たり700人の児童や生徒がいたとして、10校回れば7000人ですから、私たちにとっては大きな意味があります。学校を訪問した選手が、東京2020で金メダルを取るのを見たら、きっとフェンシングのファンになってくれるのではないでしょうか。

 それと、競技人口を増やすためにこれから取り組もうと考えているのは、フェンシングの「生涯スポーツ化」ですね。

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