“会社なら当たり前のこと”をすればうまくいく--フェンシング太田雄貴が挑む「スポーツ業界の健全化」

 なぜ競技団体で次々と問題が起きるのか

 --東京五輪まで2年を切り、各競技が盛り上がっていることは間違いないと思います。ただ一方で、レスリング、アメフト、ボクシング、体操など、さまざまな競技団体で問題が起きています。現在の状況を見て、日本のスポーツ界全体に、どのような課題があると考えていますか。

 スポーツ団体でなぜこれだけの問題が起きているのかを構造的な面で考えると、「人材の流動性が乏しい」という一言に尽きます。

 協会の役員に就任するときや、退任するときに、自然に人が入れ替わる仕組みを作っている組織は、問題が起きにくい傾向があります。年齢で区切るという方法もあれば、任期を決めておく方法もあるでしょう。

 人が替わることによって、その時々のベストを尽くすようになるはずです。一人がずっとトップのポジションに居続けると、自己実現のために動くなど、どうしても偏ってくるのではないでしょうか。

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