“会社なら当たり前のこと”をすればうまくいく--フェンシング太田雄貴が挑む「スポーツ業界の健全化」

 10年で競技人口を6000人から5万人に

 --今年も新たな試みをしているのでしょうか。

 今年は「客単価を上げること」をミッションにしています。ジャニーズ事務所の傘下で、ミュージカルなどを上演する東京グローブ座を決勝戦の会場に選びました。席は700くらいで、S席は6000円に設定しています。昨年よりもさらに早い9月1日から販売しましたが、わずか48時間で完売できました。

 --会場も斬新ですし、6000円のチケットが48時間で完売するのは、フェンシング人気が高まっている証拠だと思います。わずかな期間で大きな成果が出ていますね。

 こんなことをしている理由は、東京2020オリンピックのときには、午前と午後で1万4000席、9日間で12万席を埋めなければならないからです。そのための答えとして改革を進めています。過去のやり方だと難しいでしょう。フェンシングを見たい人を増やす新しい方策が、今後も必要だと考えています。

メディアの注目度を上げたことで観客も徐々に増えている(写真:竹見脩吾さん)

メディアの注目度を上げたことで観客も徐々に増えている(写真:竹見脩吾さん)

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