CSファーストに“由伸効果”なし!? 巨人・高橋監督“サヨナラ興行”もあまり盛り上がらず

 セ・リーグ2位が確定しているヤクルトは、3位に滑り込んだ巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(13日から神宮)を主催。今季限りで退任する巨人・高橋由伸監督(43)の“サヨナラ興行”となる。

 盛り上がりが期待されると思いきや、ヤクルトの営業担当者は「集客は今やDeNA戦の方が断然多い。テレビの放映権は、どちらが相手でも第1戦がBS朝日。2、3戦がBSフジに決まっていた。巨人が出てきたからといって地上波で中継されることはありません」と明かす。

 放映権料はBSだと1試合3000万円だが、地上波となると6000万円に倍増。世間の注目度もはね上がる。

 2015年のファイナルステージはヤクルトが巨人を4勝1敗(アドバンテージ1勝を含む)で下し4試合で終わったが、4、5、6戦はフジテレビの地上波中継が予定されていた。「ファーストステージとファイナルステージでは全然違う。高橋監督が最後でも『地上波にならないか?』という声すら挙がらなかった」(前出の営業担当者)と“由伸効果”はなし。

 ちなみにヤクルトは巨人と今季13勝11敗1分けでほとんど互角だが、首脳陣は「うちには巨人戦8連勝中の小川がいるので、確実に1勝を計算できる。何より巨人が小川を嫌がっている。神宮でやれれば、どこが相手でもあまり変わらない」と自信をみせる。

 神宮は高橋監督にとって縁が深い。慶大時代に六大学で活躍し、プロデビューとなった1998年の開幕戦、2015年の現役最終戦はいずれも神宮。ドラフトの逆指名の際には当初「ヤクルト決定的」とまで報じられたが、やはり最後も神宮で終わるのだろうか。(塚沢健太郎)

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