松山、自らの“罠”にはまった…監修の新コースで5打差17位発進/国内男子

 三井住友VISA太平洋マスターズ第1日(8日、静岡県太平洋クラブ御殿場=7262ヤード、パー70)約1年ぶりの日本ツアーとなる松山英樹(26)=LEXUS=は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー69で回り、17位発進となった。今季2勝の秋吉翔太(28)=ホームテック=が6アンダー64をマークして単独首位。賞金ランキング1位の今平周吾(26)=フリー=は68で9位。石川遼(27)=CASIO=は75で73位と出遅れた。

 秋晴れの中、雪化粧の雄大な富士山が姿を見せた御殿場C。昨年より1454人多い3509人のギャラリーの注目を一身に集めた松山は、自らが監修を務めたコースのわなにはまった。

 「(改修で)パー5がパー4になったところ(11番と6番)がボギーとダボなのでもったいなかった。それ以前に、自分の状態が悪いのでこういうスコアになる」

 インから出て11番で1Wでの第1打を左の林に曲げた。木の根元から目の前の林の間を難なく抜くショットで大ギャラリーを沸かせたが、3オン2パットでボギーを先行させた。

 2アンダーと伸ばして迎えた右ドッグレッグの後半6番。1Wでの第1打が右の林に当たってラフへ。第2打はグリーン右手前のふちから転がって池に落ちるなどして、痛恨のダブルボギーをたたいた。この日の平均ストローク4・417で、難度1位で並んだ2つのホールを攻略できなかった。フェアウエーキープ率は57・14で50位、パーオン率55・56で41位など平凡な数字に終わった。

 それでも2つのパー5ホールで確実にバーディー。上がり2ホールでは1Wを鋭く振り抜き、300ヤード超えでフェアウエーへ運びギャラリーから喝采も浴びた。本調子といえない中でもアンダーパーとし、「きょうは林に1回しか入っていないので、そういう意味では良かったんじゃないか」と胸をなで下ろした。

 首位は6アンダー。「いいプレーをしたらそれぐらいは出せると思っているし、出せない数字じゃない」。世界を知る男が世界基準に改修したコースで復調のきっかけをつかみ、5打差をはねのける。(清野邦彦)

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