丸、柳田、浅村…常勝チームにドラ2、ドラ3の成功あり

 セ・リーグ3連覇を果たした広島。“タナキクマル”と呼ばれる強力な上位打線はシーズンを通してほぼ固定されていたが、オーダーを見ていると、興味深い事実が浮かび上がってくる。日本シリーズを制したソフトバンク、パ・リーグ優勝の西武とも共通する常勝チームの条件とは-。

 広島の1番田中広輔は2014年ドラフト3位、2番菊池涼介は12年2位、セ・リーグMVPの呼び声が高い3番の丸佳浩は08年3位、そして若き主砲、4番鈴木誠也は13年2位。“ドラ1”ではない選手が、強力打線の軸になっている。

 とくに丸と鈴木は高卒組で、高校時代から決して全国に名の知れた選手だったわけではないが、苑田聡彦スカウト統括部長によると「丸は左打者として天性の才能を持っていた」という。守備も決して上手だったわけではないが、機動力野球を掲げていた野村謙二郎前監督の下、高卒2年目から131試合に出場。チームがBクラスだった時代から、将来のチームの主軸候補として育ててきた成果がリーグ3連覇の原動力にもなった。

 また、ソフトバンクはエース格の千賀滉大や正捕手の甲斐拓也ら育成ドラフトからのたたき上げが特徴のチームではあるが、日本シリーズで4番を務めた柳田悠岐(ゆうき)が11年ドラフト2位で、守護神の森唯斗(ゆいと)も14年2位。やはりドラフト2位で獲得した選手が投打の主力に成長している。

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