前巨人の上原、開幕を照準に左膝手術から復帰目指す

 もう一度、マウンドへ-。10月に左膝の手術を受け、巨人を自由契約になった上原浩治投手(43)が東京都内で復帰に向けたトレーニングを重ねている。13日に産経新聞の取材に応じ、「4月を目標にしたい」と来季の開幕を照準に調整を続け、オファーを待つ構えだ。

 「地味なメニュー」と言いつつも、手はいっさい抜かない。額に汗をにじませ、黙々と体幹や上半身を鍛える。手術後、家族が待つ米国へ戻っていた右腕は9日に帰国。早くも翌日に再開した練習では、米国でも行っていたキャッチボールに加え、ジョギングも始めた。順調なら年明けにもダッシュに取り組む予定で、リハビリからの道のりは順調に見える。

 左膝の回復次第で巨人との再契約の可能性もある中、「膝がどこまで回復するか。不安しかない」と本音を漏らしつつも、下を向くことはない。フリーエージェント(FA)移籍やメジャー挑戦など、年下の選手たちの動向も刺激になる。「負けず嫌いなんでね」。

 開幕の時期を念頭に「(進退の)リミットはつくる」と覚悟は決まっている。「もし契約があるなら、来季はずっと1軍で投げるのが目標」と日米通算でプロ21年目のシーズンを見据えた。(浜田慎太郎、田中充)

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