青学大倒す!東海大・館沢、ノルマは区間賞「120%の力を」/箱根駅伝

 来年1月2、3日に行われる第95回東京箱根間往復大学駅伝競争(往路107・5キロ、復路109・6キロ)で初の総合優勝を狙う東海大が19日、神奈川・平塚市の湘南キャンパスで記者会見を行った。8月のジャカルタ・アジア大会で日の丸を背負った国内屈指のスピードランナー、館沢亨次(3年)は区間賞をノルマに課し、打倒青学大を誓った。

 日本で指折りのスピードを持つ館沢が、優勝候補筆頭の青学大の5連覇を止める。

 「青学は強い。120%の力を出さないと勝てない。それが僕の役割」

 6月の日本選手権で、1500メートルで2連覇を飾り、8月のアジア大会へ。「ガチガチに緊張したけど、それも経験しないと分からない」。結果は9位ながら、初めて日の丸を背負ったレースが21歳を成長させた。

 アジア大会までスピードに特化した強化を図った分、秋以降の駅伝に備えた長距離練習では苦しんだ。20キロ走でチームメートに付いていけず、箱根のメンバー入りが危ういとさえ思った。

 世界との差が大きい日本中距離界を変える覚悟で、不安と向き合いながら着実に練習を重ねた。「日本の中距離を栄えさせたい」との思いで、結果にこだわって走る。

 前回大会は8区2位。今回は往路の主要区間が有力だ。「優勝するためには区間賞を狙わないと」。黄金世代と呼ばれる3年生の大黒柱は、出色の走りを自らに課す。(鈴木智紘)

 ◆9月からダイエットを始め、食事制限などで86キロから69キロまで減量した東海大の両角速(もろずみ・はやし)監督 「(優勝したときに)少しでも胴上げしやすいようにね」

■館沢 亨次(たてざわ・りょうじ)

 1997(平成9)年5月16日生まれ、21歳。神奈川県出身。埼玉栄高卒。男子1500メートルでは、2017、18年の日本選手権2連覇。8月のジャカルタ・アジア大会9位。10月の出雲駅伝は2区2位。11月の全日本大学駅伝は3区区間賞。前回の箱根駅伝は8区2位。自己ベストは5000メートルが13分48秒89、1万メートルが29分50秒67、ハーフマラソンが1時間3分14秒。1メートル73、63キロ。

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