紀平のジャンプは男子並み!フジテレビが計測システム開発 フィギュア

 フィギュアスケートの全日本選手権(21日開幕)を中継するフジテレビが、ジャンプを“可視化”する独自の新技術を開発した。

 その名も「アイスコープ(I-Scope)」。選手の演技中にリアルタイムで飛距離、高さ、着氷速度を測る世界初の技術で、リプレー映像とともに測定値を表示することで視聴者は一目でジャンプの精度を認識できる。

 画像処理を手がける「Qoncept(コンセプト)」社(東京・千代田区)と11月から共同開発に着手し、BSフジで中継した同月下旬の全日本ジュニア選手権(福岡)で初めて導入。今大会でも運用する。

 リンクサイドと客席に1台ずつ設置する4Kカメラと、4台の中継カメラで撮影する映像により選手の動作を分析。8月のソフトボール女子世界選手権で投球の軌跡を3D映像化するなど、映像解析システムに優れるQoncept社と連係して数値を導き出す。

 20日の公式練習でシステムを試験運用し、女子で優勝の期待が懸かる紀平梨花(関大KFSC)が成功させたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)では飛距離2・72メートル、高さ0・54メートル、着氷時速16・2キロを計測。開発に携わったフジテレビの島川徹平さんらによると、特に高さは男子に匹敵する数値という。

 島川さんは「見ている人に分かりやすいのが一番。フィギュアの魅力が増したらうれしいです」と話す。21日の女子ショートプログラム(SP)は午後7時から中継開始。紀平は同8時34分開始予定の27番滑走で臨む。

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