紀平、逆転Vへトリプルアクセル14本!好調11度着氷 フィギュア

 女子SPで5位と出遅れた紀平(きひら)梨花(16)=関大KFSC=は22日、会場で公式練習に臨んだ。23日のフリーに向けて、SPで転倒したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に14度挑んで11度着氷。成功率78%と高い精度で、巻き返しへののろしを上げた。

 「(ミスの)原因は分かっている」との反省を胸に、本番衣装に身を包んでリンクへ。使い古し、革が軟らかくなったスケート靴に巻きすぎたテープが、足首の自由を奪って前夜の失敗を招いた。

 この日は、代名詞を跳んではテープを巻き直し、踏み切り足となる左の靴の刃を研磨石で研ぐ徹底ぶり。浜田美栄コーチ(59)がリンクサイドで撮影する映像をチェックし、35分の練習の大半を大技の総仕上げに充てた。

 SP首位の宮原知子(20)=関大=とは8.01点差。現行の採点方式を導入した2004年以降でSP首位の荒川静香が棄権した04年を除き、全日本で最大の逆転劇は13年でSP首位の浅田真央を2位の鈴木明子がひっくり返した2.82点差。フリーの自己ベストでは宮原を8.87点上回り、ジャンプの基礎点の合計は約9点高い。ミスなく演じれば逆転優勝が見えてくる。「不安はありません」。教訓を糧に舞う。

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