宇野、魂の3連覇!右足首激痛も強行出場「もがいてもがいて手にできた」/フィギュア

 フィギュアスケート・全日本選手権最終日(24日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)男子ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=がフリーも1位の187・04点で、合計289・10点として3連覇を飾った。右足首に捻挫を抱えながらの必死の演技で、世界選手権(来年3月、さいたま)の代表入りを決めた。SP4位の田中刑事(24)=倉敷芸術科学大大学院=がフリー2位の合計236・45点で3位。けがを抱える羽生結弦(24)=ANA=は欠場した。

 歩くのもままならない。それでも勝った。かみしめるように拳を握ったしぐさに、宇野の安堵(あんど)がにじむ。死力を尽くした先に、3連覇と世界選手権切符が待っていた。

 「苦しい中で、もがいてもがいて手にできたものは、淡々とできたときよりうれしいです」

 22日のSPに向けた公式練習前のアップだった。右足首をひねり、痛みが走った。なんとかSPを乗り切り、夜に宿舎に戻った頃。患部に激痛が生じ、歩けなくなった。

 23日の公式練習参加を見送り、MRI(磁気共鳴画像)検査を受けに病院へ。診断結果は強度の右足首捻挫。この日の公式練習は、曲をかけて一度もジャンプを跳べなかった。それでも出場の意志はぶれない。フリーの演技を間近に控え、棄権を促す樋口美穂子コーチ(49)の目を真っすぐに見て言った。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ