高橋大輔、宇野より紀平よりも高い3回転半!衰え知らない元世界王者の秘密明らかに/フィギュア

 フィギュアスケートの全日本選手権上位選手らによるアイスショー「ニチレイプレゼンツ オールジャパン メダリスト・オン・アイス2018」(産経新聞社など主催)が25日、大阪・門真市の東和薬品ラクタブドームで開催され、男子で2位となった高橋大輔(32)=関大KFSC=らが出演した。大会を中継したフジテレビが開発したジャンプを“可視化”するシステムで、衰えを知らない元世界王者の秘密が明らかになった。

 5年ぶりに返り咲いた全日本での熱演から一夜明け、高橋がクリスマスを彩る銀盤に立った。黒の衣装に身を包んで滑らかなステップを刻み、誰よりも歓声を集めた。

 「全てが貴重な経験だった」と振り返った全日本では、ショートプログラム(SP)とフリーで計3度トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷。中継したフジテレビが導入したジャンプの精度を“可視化”するシステム「アイスコープ(I-Scope)」で、元世界王者の技術力が浮かび上がった。

 飛距離、高さ、着氷時速を計測。リプレー映像とともに測定値を表示することで、一目で精度を認識できる。3回転半では、高橋がSPで決めたジャンプが高さ56センチを記録した。男子3連覇の宇野はフリーで51センチ、女子で大技を代名詞とする紀平は53センチをマーク。いずれも単発で成功させたものだ。演技構成の難度などに違いがあるため参考値だが、高橋の数値は2人より高かった。

 3回転半は左足で踏み切り、空中で重心を右へ移して流れるように右足で着氷する。サンケイスポーツ評論家の佐野稔氏(63)=1976年インスブルック五輪代表=によると、特に飛距離(幅)があるジャンプが出来栄えの良さにつながるという。3・37メートルの飛距離を記録した宇野は3・20点ものGOE(出来栄え点)を引き出した。

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