稀勢、絶大な人気も新横綱感動Vから暗転…コントラストの強い土俵人生

 大相撲の第72代横綱稀勢の里(32)は16日、東京・両国国技館内の相撲教習所で会見し、現役引退を発表した。進退を懸けて臨んだ初場所は初日から3連敗を喫し、自ら決断した。ただ一人の国内出身横綱は昭和以降で10番目に短い在位12場所に終わった。

 栄光と挫折、名誉と不名誉。約17年に及んだ稀勢の里の土俵人生はコントラストの強いものだった。

 平成14年春場所、15歳で鳴戸部屋(当時)に入門。相撲経験はなかったが、猛稽古に耐え抜いて番付を一気に駆け上がった。新入幕と同時に、「稀な勢いで駆け上がる」と先代師匠の鳴戸親方(故人=元横綱隆の里)の願いを込めたしこ名に改名した。

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