歯医者さんも仰天!広島D6・正随の半端ない噛む力、成人男性の3倍

 広島県歯科医師会・西野宏理事(58)は「規格外」と驚愕。「歯がしっかりしているのでかみ合わせの面積が大きかったり、しっかり噛めているということでしょう」と分析した。噛む力と競技力の関係性は深い。現役時代に868本塁打を放った王貞治(ソフトバンク球団会長)は噛む力が強過ぎて奥歯がボロボロだったとの逸話もある。正随も噛む力を打撃に生かすことができれば、本塁打を量産できるはずだ。

 「歯は大学2年の時に一度、虫歯が見つかった経験があって、気をつけていた。噛む力が強いと踏ん張るときに生きてくるのかなと思う」

 ドラフト6位、東都リーグ出身、地元広島出身と、新井と共通点の多いスラッガー。赤ヘル伝統の猛練習に歯を食いしばって耐え抜き、正随の2文字を全国に知らしめる。 (柏村翔)

★歯と野球あらかると

 ◆王貞治(巨人) 世界記録となる868本塁打の“犠牲”になったのは奥歯。強く噛みしめたため、ボロボロになったという。

 ◆イチロー(マリナーズ) 朝、練習後、帰寮後、夕食後、夜間練習後の計5度の歯磨きをしていた。1994年には日本歯科医師会主催の「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」を受賞

 ◆中村紀洋(元近鉄など) 歯のかみ合わせが悪く、力が伝わりにくいことで、近鉄時代の2004年には9時間半かけて親知らず3本と前歯、奥歯の計5本を抜歯。楽天時代の10年には20本もの歯をメンテナンスしてかみ合わせを矯正

 ◆高校球児 高野連はマウスピースの使用を白か透明なものに限り、認めている。日本ハムにD1位で入団した吉田輝(金足農高)も愛用していた

■正随 優弥(しょうずい・ゆうや)

 1996(平成8)年4月2日生まれ、22歳。広島県出身。小学1年から野球を始め、段原中時代には広島鯉城シニアで投手兼外野手としてプレー。大阪桐蔭高3年時には4番として甲子園夏の制覇に貢献。亜大では中軸を担って通算9本塁打をマークした。180センチ、93キロ。右投げ右打ち。年俸700万円。背番号「57」

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