鳴戸部屋で暴力、臨時理事会で処分協議

 日本相撲協会は31日、鳴戸部屋の三段目力士が昨年から今年にかけて、弟弟子に暴力を振るっていたと発表した。同日開かれた理事会で経緯を報告し、2月8日に臨時理事会を開いて三段目力士らの処分を協議することを決めた。

 協会によると、三段目力士は昨年9月ごろから、日常生活でのミスを理由に、弟弟子に柔道の絞め技をかけて失神させようとする行為を繰り返した。12月下旬には別の弟弟子に命じて絞め技をかけさせて失神させ、越年後も弟弟子に命じて絞め技をかけさせる行為は続いた。

 被害を受けた弟弟子は1月12日、部屋のマネジャーを通じて鳴戸親方(元大関琴欧洲)に報告した。鳴戸親方が13日に三段目力士に話を聞いたところ事実関係を認めたため、鏡山コンプライアンス部長(元関脇多賀竜)を通じて八角理事長(元横綱北勝海)に報告。八角理事長は14日、コンプライアンス委員会の青沼隆之委員長(弁護士)に事実関係の調査などを委嘱した。鳴戸親方の判断で、三段目力士は13日初日の初場所への出場を自粛した。

 被害を受けた弟弟子にケガはなく、三段目力士らと相撲を続けたい意向を示しているという。臨時理事会ではコンプライアンス委員会の最終報告を受けた上で、三段目力士、命じられて暴行に加わった弟弟子、鳴戸親方らへの処分を協議する。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ