高安、元稀勢の前で初V!花相撲Vから躍進“兄”に続く「勝ちぐせつける」

 第43回日本大相撲トーナメント(10日、東京・両国国技館)大関高安(28)が決勝で平幕嘉風(36)を寄り切って初優勝。賞金250万円などを獲得した。本場所で優勝経験のない大関にとって初の「タイトル」となり、3月の春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)へ弾みをつけた。引退して田子ノ浦部屋付きとなった元横綱稀勢の里の荒磯親方(32)はフジテレビ系の生中継で解説者デビューし、弟弟子の飛躍に期待した。十両は東龍(31)が制した。

 つかみ取ってみなければ分からない。実際に頂点に立つ気分を味わった高安は「気持ちのいいものですね」。

 現在の横綱、大関陣のなかでただ一人、賜杯を抱いた経験がない。本場所ではない取組はいわゆる「花相撲」といわれるが、そうした大会でも優勝はなく「こうした花相撲でもしっかりやらないといけない。勝ちぐせをつけて」と貴重な体験を刻み込んだ。

 この日、生中継したテレビの解説者デビューを果たした荒磯親方は、言いよどみもなく立て板の口調で「高安は左四つになったときは本当に強い」などと稽古相手だった弟弟子の取組を解説。はたき込んだ準決勝では「前へ持っていってほしい」と苦言も呈した。

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