日本で13年ぶり見られる!?タイガー、今秋来日へ 東京五輪も出場圏内/米男子

 男子ゴルフのメジャー第1戦、マスターズを制したタイガー・ウッズ(43)=米国=が14日付の最新世界ランキングで、12位から6位に浮上した。2020年東京五輪へ一つの国・地域から出場できるのは最大4人。米国男子のランクで4番手となり、出場が現実味を帯びてきた。今秋に初開催される米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(10月24-27日、千葉・習志野CC)に出場する可能性が高いことが分かった。実現すれば、13年ぶりの日本でのトーナメント出場となる。

 ゴルフ界のスーパースターが、来年の東京五輪で見られるかもしれない。14年ぶりにマスターズを制し、完全復活を遂げたウッズは、14日付の最新世界ランキングで6位に浮上。強豪ぞろいの米国男子で、同1位に返り咲いたダスティン・ジョンソン(34)、同3位のブルックス・ケプカ(28)、同5位のジャスティン・トーマス(25)に次いで4番手につけた。一つの国・地域から最大4人が出場できる東京五輪の米国代表争いで、大きく前進した。

 五輪のゴルフは、2020年6月末までの2年間で算出する世界ランクに基づいた五輪ランキングで出場資格が決まる。昨年9月の最終戦「ツアー選手権」で5年ぶりの復活Vを果たしたウッズは「米国のトップ選手の一員に戻ってこられた。五輪は2年後だし、自分のレベル、健康を保って、その舞台に立ちたい」と東京五輪出場に意欲を示していた。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(65)はこの日、ツイッターを通じ「次は東京五輪出場に集中して。東京で会えるのを楽しみにしている」と期待した。ウッズのメジャー次戦は全米プロ(5月16-19日、米ニューヨーク州)。ランキングを浮上させる好機となる。

 来年を待たずに、ウッズが今秋にも来日する可能性がある。東京五輪の会場である霞ヶ関CC(埼玉・川越市)を視察し、プレーすることを検討しているという。また、米ツアーと米国外の放送権について、米メディア大手ディスカバリーと長期のパートナーシップ契約を結んだウッズは10月にも対戦形式のテレビマッチを東京近郊で行う予定で、関係者は「いずれにしても彼は全て参加する」と話した。

 10月には日本で初めて米ツアーの試合が実施される。賞金総額約11億円、優勝約2億円のビッグイベント「ZOZOチャンピオンシップ」で、関係者は「前向きに検討されている。出場する確率は高い」と参戦が有力だ。日本でのトーナメント出場となれば、2006年「ダンロップフェニックス」以来、13年ぶりとなる。

 復活優勝したウッズの熱狂は、米国だけにとどまらない。東京五輪やゴルフのビッグイベントがめじろ押しの日本でもフィーバーを巻き起こす。

★東京五輪のゴルフ競技

 男子は2020年7月30日から8月2日、女子は8月5-8日に埼玉・川越市の霞ヶ関CCで行われる。男女とも4ラウンドで、出場者は各60人。20年6月下旬までの2年間のランキングにより、15位以内は1カ国最大4人、16位以下は同じく最大2人が出場可能。開催国や大陸別に出場者がいなかった場合は、各1枠が与えられる。

■ZOZOチャンピオンシップ

 ファッション通販大手「ZOZO」が大会タイトルスポンサーを務める、米男子ゴルフツアーと日本ゴルフツアー機構の共催大会。今年10月24-27日に第1回大会を開催予定。米男子ツアーが日本で開催されるのは初めてで、契約は6年間。場所は千葉・習志野CCで、賞金総額は975万ドル(約10億9200万円)、優勝賞金175万ドル(約1億9600万円)で、日本開催のゴルフ大会では史上最高額。

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