早実・清宮弟、出番なく“最初の夏”終戦 和泉監督「この敗戦を糧にして」

 早実高は24日の西東京大会準々決勝(神宮)で国学院久我山にサヨナラ負け。日本ハム・清宮幸太郎内野手(20)の弟、清宮福太郎内野手(16)=1年=は高校最初の夏を終えた。和泉実監督(57)は「大会を通じて得点力不足。もっともっと強くなっていく気がしていたので、ここら辺で負けてしまったのは非常に悔しいし、そうさせてしまったのは私の責任」と無念の表情。2-2の同点で迎えた9回にサヨナラ満塁弾を浴びた。

 福太郎は1年生ながら背番号「19」でベンチ入り。これまで3試合に左翼で先発出場し、初戦の小平西戦では4打数2安打2打点と活躍したが、以後の2試合は5打数無安打。早実はこの試合に14人が出場したが、最後まで出番がなかった。

 和泉監督は「ここでスタメンを飾れないのは力不足ということでしょう」と指摘。「1年生ですから努力を重ねることで、当然うちの中心選手になってもらわなければいけない。この敗戦を糧にしてもらいたい」と期待を寄せる。

 早実の甲子園出場は、夏は清宮兄が1年だった2015年、春は3年だった17年の選抜が最後で、現在の3年生は聖地の土を踏むことができなかった。

 和泉監督は「負けたばかりで、新チームのことまで考えていない」と話したが、福太郎は中学時代は一塁が多く、投手としてマウンドに立つこともあった。今大会は本職ではない左翼を守ったが、3年生が抜ける秋季大会は投手としてデビューする可能性も。福太郎にはあと4度チャンスがある。チームを甲子園に導くことができるか。(塚沢健太郎)

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