明石商・4番安藤がけん引 29日Vs神戸国際大付/兵庫

 第101回全国高校野球選手権大会兵庫大会(28日、明石商8-4高砂、ほっともっと神戸)これぞ4番の仕事だ。一回1死一、三塁。詰まりながら力で右翼席まで持っていった明石商の主砲・安藤碧外野手(3年)が、着弾を確認して高々と右手を突き上げた。

 「少しこすったけど、入ったかなという感触でした。今はどのコースにもいい形でバッドが出せている」

 高校通算12本目は、チームを勢いづける先制3ラン。7-4の八回は、2死一、二塁から駄目押しの右前適時打を放ち試合を決めた。狭間監督も「安藤の初回の一発でだいぶ楽になった」とたたえた。

 春の選抜は準決勝で東邦(愛知)と対戦。安藤は2ランを放ったが、チームは敗れた。「もっとチームに貢献したい」とここから打率を意識。芯でとらえる練習を重ねた。結果、通算12本のうち選抜以降に放った本塁打が8本と、長打力もアップした。

 「選抜はうれしさより悔しさのほうが残った。全国制覇のためまずはあしたの決勝を頑張りたい」

 春の忘れ物を取りに行くため、頼もしく成長した4番がチームを再び聖地へ導く。

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