2死から怒濤の5連打 国学院久我山、逆転勝利

 第101回全国高校野球選手権大会第3日の8日、28年ぶり3度目の出場となる国学院久我山(西東京)は第3試合で前橋育英(群馬)と対戦し、7-5で勝利した。両者譲らぬ一進一退の攻防が繰り広げられたが、国学院久我山が終盤に逆転。悲願の甲子園初勝利をつかんだ。2回戦は大会第8日の第4試合で、敦賀気比(福井)と対戦する。

 国学院久我山は2点を追う三回、9番・青木、続く西川の連打で無死一、二塁の好機を演出。2番・岡田の右前適時打で1点を返すと、続く神山の犠飛で試合を振り出しに戻す。だが、五回に勝ち越しを許し、再び追う展開となる。

 六回に加点した国学院久我山は3-5で迎えた七回、エース・高下の粘り強い投球に応えるように、2死から打線が爆発した。岡田の右前打を皮切りに「終盤が勝負だと意識していた」という神山と宮崎、高下、坂口の怒濤(どとう)の5連打で3点を奪い、一気に逆転に成功。八回にも1点を加えて前橋育英を突き放し、シーソーゲームを制した。

 高下は143球の完投。「雰囲気にのまれて苦しい局面もあったが、本来の自分の力を出せた」と振り返った。尾崎直輝監督は「楽しくやろうと声をかけ、自分たちの攻めるプレーが思いっきりできた。もう一度甲子園で校歌を歌いたい」と笑顔を見せた。(白杉有紗)

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