渋野、ハイタッチは子供限定 ファン殺到必至で苦渋の決断/国内女子

 「AIG全英女子オープン」で海外メジャー初優勝を果たした渋野日向子(20)=RSK山陽放送=の凱旋試合となる「北海道meijiカップ」は9日、札幌国際CC島松C(6531ヤード、パー72)で開幕。渋野は8日、プロアマ戦に出場した。英国で見せたギャラリーとのハイタッチについて、渋野サイドはけが予防のため今大会は“子供限定”とする苦渋の方針を明かした。

 時の人が悩ましい問題に直面している。ゴルフ発祥の地でギャラリーのハートをわしづかみにしたハイタッチ。全英でホール間を移動する際の渋野のファンサービスは、大いに話題になった。ただ、思わぬけがにつながる恐れもある。

 「そうなんですよね。またやってしまうかもしれないけど、自分の体は大切にしないといけないし…。日本ではよくついて来てくれる人とのグータッチで、ああいうのは英国が初めてでした」

 日本勢では男女を通じて42年ぶり2人目のメジャー制覇をテレビで見ていた日本のファンは当然、凱旋試合でも触れ合いを期待する。断れば反感を買う可能性もある。それでも安全優先。一計を案じたのが、全英でキャディーも務めた青木翔コーチ(36)だ。

 「大変申し訳ないのですが、ハイタッチはお子さんだけでお願いしようと思います。それでも混乱したり、危ないと判断したら心苦しいのですが、中止することも考えています」

 プロ野球中日の松坂大輔投手は今年2月のキャンプ中、ファンに右腕を引かれ「右肩炎症」でキャンプを離脱した。“ハイタッチ封印”もやむを得ない措置。プレーでみせることが、何よりのファンサービスとなる。

 帰国後はテレビ出演が続き、時差ぼけも解消していない。「ホテルでは何もしたくなくて、ボ~ッとしている」。疲れはピークだ。前日7日に発表された自民党の小泉進次郎衆院議員(38)とタレントの滝川クリステル(41)との電撃婚に話が及ぶと、「(話題が)そっちにいってくれて、ナイスタイミング。ありがとうございます」と笑った。

 凱旋Vを果たし、現在賞金ランキング1位の申ジエ(韓国)が単独8位以下なら初の賞金トップにも浮上する。話題は、簡単には“そっち”にいってくれそうにない。(臼杵孝志)

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