筑陽学園、エース・西舘が151球の熱投も敗戦 甲子園

 第101回全国高校野球選手権大会第6日は11日、2回戦が行われ、第1試合で筑陽学園(福岡)が作新学院(栃木)に3-5で敗戦した。先発した西舘昂汰投手(3年)は10回10安打5失点。151球の力投も実らず、涙をのんだ。

 「このメンバーと、もう野球ができないのが悔しい。ただ、最後にいい試合ができて、悔いはありません」

 一回、連打などでいきなり無死満塁とピンチを招くと、右犠飛で先制を許す。それでもこの回を最少失点でしのぐと、尻上がりに調子を上げた。

 1-3で迎えた九回2死から連打で一、二塁の好機を作ると、8番の石川湧喜外野手(3年)が右越えの2点三塁打を放ち、同点。勝負は延長戦にもつれこんだ。しかし、最後は西舘が踏ん張りきれなかった。

 県大会では背番号「10」を背負っていた西舘。活躍が認められ、甲子園では高校生活で初めて「1」のエースナンバーを任された。「ずっとつけたかった番号。同時に責任も感じた」。最後までマウンドを譲らず、堂々とした投球で役目を全うした。

 甲子園を振り返り「大学進学という今後の人生に、とてもいい経験になった」。かけがえのない財産を胸に、次のステージへ進む。

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