関東第一、得意の機動力で1点差の熱戦制す

 関東第一が1点差の接戦をしぶとくものにした。打線は8安打で6得点、投げてはエース土屋が5失点と苦しみながらも完投し、4年ぶりの3回戦進出を果たした。

 前半は走者を出しながらあと一本が出ず、三回に四球と敵失がらみで1点を挙げるのがやっとだった。試合が動いたのは1-1の五回。平泉が中前打で出塁し、相手投手の暴投と捕手の悪送球で三塁に進み、好機をつくる。続く野口が低めの直球を左前へ運び、待望の勝ち越し適時打。「思い切っていったのがいい結果に出た」という一打で打線に火をつけた。

 この回5連打に機動力も絡めて4得点。1点差に迫られた七回には渋谷の犠飛で貴重な追加点を挙げ、逃げ切った。

 同校を率いて20年目になる米沢監督は、相手のミスを突き、次の塁を狙う走塁を選手にたたき込んできた。五回に左前打から二盗を決めた主将の渋谷は「練習を重ねて自信を持ってスタートを切れるようになった」と胸を張った。

 米沢監督は「春季大会前ぐらいから選手たちがいろんなことを理解してきて成長してきた」と納得顔。4年前には4強進出を果たしたが、今年のチームはさらに勝ち上がれる力は十分にある。(上阪正人)

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