渋野日向子のように“ベストプレー”引き出せる!? 専門家が教える「笑顔トレ」実践法

 ゴルフの全英女子オープンを制し、帰国後も大きな注目を集めるなかで好成績を残している渋野日向子(20)。かつては喜怒哀楽が激しかったが、家族やコーチの支えもあって、トレードマークの「笑顔」が身についたという。専門家は「ベストプレーを引き出すためにも笑顔のトレーニングは重要だ」として、実践法を伝授する。

 全英女子オープンから帰国後の今月6日の記者会見で渋野は、笑顔について両親からの教えがあったとして、「ラウンド中に(スコアを)落とすと喜怒哀楽が出ていたが、『笑顔の方がかわいいよ』と言ってくれた」と明かした。

 スポーツ選手のメンタルトレーニング指導などを担当する東海大学の高妻(こうづま)容一教授は「笑顔には内面をポジティブにしてリラックスさせる効力がある。ゴルフなど個人競技でベストプレーを出したときは『ゾーン』という高い集中状態で、表情は笑顔である場合が多い。だからこそ、試合中いかなる状況でも笑顔を作れるようにアドバイスしている」と話す。

 高妻氏は渋野のようにプレー中の笑顔が印象的なアスリートとして、フィギュアスケート元世界女王の浅田真央さん(28)や、プロ野球元巨人、高橋由伸前監督(44)の現役時代を挙げる。2人とも「顔がこわばっていると感じたときは、思うような結果が出ていなかった」と指摘する。

 表情のこわばりはプレーにどう影響するのか。

 「顔がこわばると肩にも力が入り、呼吸が速く浅くなる。体を動かす感覚に緊張の少ない練習時と比べてズレが生じ、いつも通りのはずが思うようなプレーができない状況に陥ってしまう」と高妻氏。

 「苦しいときこそ笑顔が作れるよう、日常生活から笑顔を意識することがトレーニングでは重要だ」といい、リラックスするための方法については、「胸を張って上を向き、両手を握りしめて左手、右手、両足と体のパーツを意識しながら徐々に全身をリラックスさせていく『全身筋弛緩(しかん)法』が効果的だ」とアドバイスしてくれた。

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