渋野が2差4位浮上!9番バーディーで覚醒、そして13番イーグル「入っちゃった」/国内女子

 ニトリレディス第2日(30日、北海道・小樽CC=6650ヤード、パー72)19位から出た海外メジャー「AIG全英女子オープン」覇者、渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が68で回り、通算5アンダーで首位に2打差の4位へ浮上した。渋野と同組で回った鈴木愛(25)=セールスフォース=が67で回り、高橋彩華(21)=フリー=らと並び通算7アンダーで首位に浮上。アマチュアの安田祐香(18)=大手前大1年=は渋野と並び4位。

 腹は減る。暑い。波に乗れない自分のゴルフにも疲れる…。心の中でぼやき続けていた渋野が、得意の後半に覚醒した。

 「9番でバーディーが取れて落ち着いた。13番は『あっ、入っちゃった!』って感じ。何よりおなかが空いて…きょうはそれとの葛藤でした」

 13番(パー5)。残り214ヤードを5番ウッドで2オンに成功した。8メートルをねじ込んで今季5個目のイーグル。15番(パー4)は4メートル、18番(パー4)は1・5メートルを沈めた。ホールアウト後の第一声は「疲れました」。ツアー屈指の難コース。「なかなか微妙なパットが残ったりしたので」といつも以上に慎重になり、時間をかけた。

 一緒に回ったのは世界ランキング13位の渋野を追う、同29位の鈴木愛と同49位の比嘉真美子。“国内ツアー3強”のレベルの高いバトルに神経も使った。それでも19位から4位にジャンプアップ。「このスコアは予想していなかった。ようやっとるなと思います」。ひとごとのように話したが、優勝の2文字がくっきり見えてきた。

 勝てば生涯獲得賞金は所要22試合で1億円を突破。宮里藍の27試合を抜き、日本選手では最速となる。国内での連続オーバーパーなしラウンドも26に伸ばし、今季3勝目に向けて視界は良好だ。

 急性副鼻腔炎による体調不良を押しての出場。「体は元気だけど、ポンコツです」と苦笑していたショットも「中古車くらいになったかな」。首位とは2打差。残り2日でアクセルを踏み込んでいく。 (臼杵孝志)

■データBOX

 ◎…渋野が13番(パー5)で今季5個目のイーグル。今季の最多イーグルはここまで松田鈴英の7個で、2位は河本結の6個。渋野は小祝さくら、葭葉ルミ、浅井咲希と並んで3位に浮上。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ