鳥谷敬&松坂大輔の大物コンビ、現役続行ならトライアウト参加がベスト

江尻良文の快説・怪説

 今季限りの退団が確定した38歳の阪神・鳥谷敬と、今月13日に39歳になる中日・松坂大輔。大物コンビは共に現役続行の意向だというが、獲得に名乗りを上げる球団が出てくるかどうか。他球団との交渉解禁は11月13日だ。

 「合同トライアウトが行われるのが11月13日。終了と同時に他球団との交渉はOKです」と日本野球機構(NPB)関係者。今年はオリックスの2軍が使用している「大阪シティ信用金庫スタジアム」で合同トライアウトが行われ、終了と同時に他球団からのオファーが解禁される。

 昨年はソフトバンクのファーム専用球場タマホームスタジアム筑後で行われた合同トライアウト。初めて有料観覧席が設けられ、内野のみのスタンドは5536人でほぼ満員。阪神・西岡剛、ロッテ時代にエースとして活躍したヤクルト・成瀬善久ら48人が現役続行を目指して参加した。

 成瀬はオリックスに雇われたが、西岡はNPB球団からオファーがなく、独立リーグのBCリーグ・栃木入りしている。今回去就が注目されている「平成の怪物」松坂、通算2000本安打をクリアし名球会入りしている阪神・鳥谷は日本球界を代表するような大物コンビだ。

 全国区でファンの注目度も大きいだけに、ぜひ合同トライアウトに参加してほしい。在籍球団から解雇されてもう一度プロ野球界で再スタートしたいという選手たちにとっても、元気と勇気を与えるだろう。「松坂さんと鳥谷さんのようなスター選手もトライアウトに参加している。おれたちのような選手はもっと死に物狂いでやらないといけない」と。

 松坂、鳥谷本人たちにとっても虚心坦懐、文字通り一からの出直しになる。ファンも温かく見守り、拍手喝采するだろう。そして、他球団からのオファーを待って新たなプロ野球人生を決める。ベストの選択ではないか。(江尻良文)

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