奈紗、2位に8打差圧倒V!大会72ホール最小18アンダーなど記録ずくめ/国内女子

 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯最終日(15日、兵庫・チェリーヒルズGC=6425ヤード、パー72)首位から出た畑岡奈紗(20)=森ビル=が1イーグル、5バーディー、2ボギーの67で回り、2位に8打差をつける通算18アンダーで日米ツアー通算7勝目を挙げた。記録ずくめの圧勝劇で、東京五輪を担うエースが強さを見せつけた。注目の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は4バーディー、2ボギーの70で回り、通算1アンダーで33位だった。

 優勝の瞬間、畑岡が小さく拳を握りしめた。他を寄せ付けない圧勝。1998年度生まれの黄金世代の旗手は、やはり強かった。

 「ホッとしています。自分らしいプレーができてよかった」

 1番(パー4)から連続バーディー。ロケットスタートでV軌道に乗った。圧巻は15番(パー4)、残り70ヤードから放った2打目が直接カップへ。“直弾イーグル”にバンザイが飛び出した。

 この大会の72ホール最少ストローク(パー72)更新の18アンダー。最年少での国内メジャー3勝、日本選手最速の国内ツアー17試合目で生涯獲得賞金1億円突破と、記録も尽きない。

 海外メジャー制覇へ、最も近い日本選手といわれながら、8月の「AIG全英女子オープン」で同世代の渋野に先を越された。「悔しいのと、もっと頑張らなくちゃと思った」。「全英」後は一度日本に帰国し、気持ちを整理した。

 「原点回帰。メジャーとか世界ランクとか、あまり考えない。自分のプレーに集中する」。日本一を決める今大会で、エースの座を知らしめた。今後は「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」、3度目の優勝がかかる「日本女子オープン」に出場する。

 開幕まで1年を切った来年の東京五輪へ「先のことは考えずに、でも今やっていることはつながる」と力を込めた。“シブコフィーバー”に沸く日本でみせた圧倒的な強さ-。主役は誰にも渡さない。(原田遼太郎)

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