渋野日向子、樋口氏金言で最年少賞金女王だ!「デサント-」

 女子ゴルフの「デサントレディース東海クラシック」は20日、愛知・新南愛知CC美浜C(6437ヤード、パー72)で開幕する。AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は19日、原点回帰の攻撃ゴルフを貫くことを宣言。プロアマ戦では1977年「全米女子プロ選手権」を制した日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の樋口久子顧問(73)と初めて同組で回り、助言も授かった。

 やるべきことは一つ。常にピンデッド。渋野が攻めのゴルフを誓った。

 「やろうと思っています。というか、やります。そうしないとここは上に行けない」

 10年ぶりの国内メジャー2連勝がかかった前週の「日本女子プロ選手権」は33位。連続オーバーパーなしラウンドも「29」のツアー記録を樹立した翌日の第2ラウンド(R)で止まった。周囲の期待、記録への重圧…。もどかしさを感じながら“保険”をかけていたが、リミッターは解除だ。

 2016年はテレサ・ルーが通算18アンダーで優勝するなどバーディー合戦が恒例の大会。安全策では勝てない。「狙えるところは狙っていく」と4つのパー5は2オン狙い。「雨じゃなかったら15アンダーぐらいかなと計算している」。今季平均バーディー数は1位の3・8333。常にピンを狙う本来の攻撃ゴルフで活路を見いだす。

 「メジャーで結果を残したかったという悔いはある。オーバー(パー)なしの記録も途絶えたし、今週から新たな気持ちで臨めると思う」

 プロアマ戦では新旧メジャー女王の初競演も実現した。LPGAの樋口顧問と初ラウンド。「いい時は何も考えなくていいのよ」。42年前に日本選手で初めて海外メジャーを制した大先輩から単純明快な助言をもらい、パワーを授かった。

 優勝すれば、宮里藍以来となるフル参戦1年目で年間獲得賞金は1億円を突破。史上最年少の賞金女王を目指すシブコの今後を占う3日間が始まる。 (臼杵孝志)

★原英莉花も“王手”

 初日、渋野と同組の原英莉花(日本通運)も、1億円の大台に“王手”だ。現在、生涯獲得賞金は9395万9765円で、今大会で単独2位以上なら1億円に到達する(所要51試合)。渋野と同じ1998年度生まれの黄金世代は「頑張るしかない。渋野と一緒で楽しみ」と気持ちを高めた。前週のメジャーは予選落ち。「クラブは10本チェンジした」と気合十分だった。

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