渋野日向子、攻めて8位発進!ミス笑い飛ばしのびのびプレー「らしさ100点」/国内女子

 デサントレディース東海クラシック第1日(20日、愛知・新南愛知CC美浜C=6437ヤード、パー72)AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が5バーディー、2ボギーの3アンダー69で回り、8位と好スタートを切った。大会コース記録に並ぶ63をマークした申ジエ(31)と李知姫(40)=ともに韓国=が首位。注目アマチュアの安田祐香(18)=大手前大1年=は1アンダーの23位にいる。

 平日にもかかわらず早朝からコースの内外でシブコ渋滞が起きた。お目当てのヒロインを目指して人が集まる。ギャラリー数は初日ではツアー史上7番目、今季最多となる7982人。その誰もが満足するラウンドに、渋野も満点をつけた。

 「同い年のメンバーですごく楽しかった。久しぶりに自分らしいゴルフができた達成感もあります。パー5で2オンできたし、3パットもあったし、アハハッ。自分らしさは100点かな」

 同じ黄金世代の原英莉花、新垣比菜とのラウンド。切磋琢磨するライバルたちとの真剣勝負で“らしさ”を取り戻した。2番(パー4)で2メートルを沈めて最初のバーディー。得意の後半は2つのパー5で2オンに成功し、スコアを伸ばした。

 15番(パー5)では2打目を打つのに5分ほど待たされている間に、原が口パクで“もういいかい?”とおどけていたのを見て「ナニ? “もう一回”って?」とちんぷんかんぷんのリアクション。合点がいくと爆笑。リラックスムードの中、残り215ヤードの2打目をグリーンに乗せた。

 連続オーバーパーなしラウンドはツアー記録を樹立(29)した前週に止まった。もう記録を意識して縮こまることはない。「周りから見ても結構変わったと思います。表情にすぐ出るので、すみません」。全英制覇から帰国5戦目。「最近はなかった」という楽しさを感じながらの3アンダーに「もう素直に、一打に集中してやっていた」と笑みを浮かべた。

 首位とは6打差。「明日は雨が降りそうなので面倒臭いかな」。これも渋野らしさ。有言実行の原点回帰で目指すは今季国内3勝目。シンデレラにはやっぱり笑顔が似合っている。(臼杵孝志)

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