しぶこ、大当たりV圏突入!日没サスペンデッド初体験、15Hで6バーディー/国内女子

 マスターズGCレディース第2日(25日、兵庫・マスターズGC=6510ヤード、パー72)降雨による2時間17分の中断で日没サスペンデッドとなり、33人がホールアウトできなかった。49位から出た全英覇者の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は15ホールを終え、6バーディー、1ボギーの通算4アンダーとV圏内に突入。競技を完了した選手では賞金ランキング1位の申ジエ(31)=韓国=が69で回り、通算7アンダーで暫定首位に立った。

 午後5時14分の日の入りを過ぎ、薄暗くなった15番(パー5)グリーン。初体験の日没サスペンデッドのラストプレーで渋野が1・5メートルのバーディーパットを沈めた。49位から出て、この時点で6位浮上。その直後にすっかり日も暮れたが、今季4勝目へ視界は極めて良好だ。

 「暗かったけど、終わらせたかった。パットから始まるのは嫌なんで」

 朝からの雨が激しくなった午前8時40分に競技が一時中断した。渋野のスタートは予定より2時間17分も遅い午後0時51分。待たされた2日目は“神の胸”のバーディーから始まった。1番(パー5)。ドライバーでの第1打を左に曲げた。だが、ボールはなぜかフェアウエー左サイドの、しかも想定より約30ヤード前方にあった。

 実はボールは兵庫・西脇市から観戦に訪れていた36歳の男性ギャラリーの胸を直撃し、絶好の位置に跳ねていたのだ。謝罪して予備のボールにサインをして手渡したものの、「本当に当たったんですか?」と大会関係者に確認するなど半信半疑の中のバーディー発進。幸い大事に至らなかった男性ギャラリーは「直接当たったけど、全然大丈夫です。バーディーにつながって良かった」とニコニコだった。

 「当たるような曲がりでもなかったと思っていたので、当たったと聞いてびっくりした。ほかのギャラリーさんには『僕にも当てて』と言われたけど、それは駄目です」

 ファンの“アシスト”も受けての6バーディー(1ボギー)。「ショットの感じは悪くないし、下りのパットの距離感もあってきた。早起きはイヤだけど、この感覚を忘れないように早く寝ます」。優勝ならば文句なしに賞金ランキングはトップに躍進する。賞金女王を目指す闘いは苦手の早起きから始まる。 (臼杵孝志)

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