渋野「残念でございます」…初体験の「道から」ショットなどで「撃沈」/米女子

 スウィンギングスカート台湾選手権第2日(1日、台湾・ミラマーゴルフCC=6504ヤード、パー72)3アンダーの8位から出た渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74で回り、通算1アンダーの34位に順位を落とした。海外通算6ラウンド目で喫した初めてのオーバーパー。残り2日間、壁を乗り越えまた一つ強くなる。ホ・ミジョン(29)=韓国=が通算12アンダーにスコアを伸ばし、首位をキープした。

 止まることなく階段を駆け上がってきたシンデレラが、海外の洗礼を浴びた。歯車が全くかみ合わなかった1日に、渋野が唇をかみしめた。

 「疲れたー。出だしがよかっただけに、この終わり方は情けない。残念でございます」

 前半は3メートル前後のバーディーチャンスを何度も作った。しかし、パットが決まらない。「ずっとイライラしながら回っていた」と、もどかしさが残るプレー。7番(パー3)でついに緊張の糸が切れる。花道からのアプローチを寄せきれず、1・5メートルのパーパットを外し「あそこでもうダメでした」と肩を落とした。

 悪い流れは不運も呼び込んだ。15番(パー4)は1打目が右に曲がりカート道へ。救済を受けようとしても、ルールによりボールを動かしていい地点はカート道右側の植え込み。仕方なくカート道から、残り152ヤードを5番アイアンで放った2打目は、無情にもグリーン左の池へ消えダブルボギーとした。

 クラブのソールも傷つき、「悲しい。あそこに打った自分が悪いので仕方ないですけど、ピンを狙ったのはバカだったって思います。撃沈です」。めずらしく悲嘆の言葉が口をついて出た。

 優勝した「AIG全英女子オープン」に続く海外6ラウンド目で、初めて喫したオーバーパー。それでも青木翔コーチ(36)は「やっと海外にもまれた。今までがうまくいきすぎ。これを乗り越えてまた一つ強くなる」と、まな弟子の奮起に期待をよせた。

 「昨日も遅うまでやったので、きょうは早く帰ろうと思ってたんですけど、鬼練ですね。頑張ります!!」

 最後は笑顔で前を向いた。これもまた経験。残り2日間、一打一打を成長の糧とする。 (原田遼太郎)

 ◆通算4オーバーで63位の横峯さくら 「最後に池に入れて、もったいないラウンドにまたなってしまった。ボギーになったところはマネジメント(の問題)。次にしっかりと伸ばせればいい」

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