渋野、バースデー21歳の誓い…目標は「東京五輪」 36位発進もケーキでスマイル/国内女子

 伊藤園レディス第1日(15日、千葉・グレートアイランドC=6741ヤード、パー72)賞金ランキング3位で、21歳の誕生日だった渋野日向子(RSK山陽放送)は3バーディー、2ボギーの1アンダー71で回り、首位に5打差の36位につけた。ツアー史上2人目の3週連続優勝が懸かる同ランキング2位の鈴木愛(25)=セールスフォース=は4アンダー68で6位、同1位の申ジエ(31)=韓国=は3アンダー69で15位発進。ユン・チェヨン(32)=韓国=が6アンダー66で首位に立った。

 ロウソクの火と一緒にモヤモヤも吹き消した。記念すべき21歳の初ラウンド。36位の初日に顔をしかめていた渋野に、サプライズのバースデーケーキが待っていた。

 「イライラが全部吹っ飛びました。こんなたくさんの人に祝ってもらった誕生日は初めて。生まれてよかった!」

 大会を主催する伊藤園が用意してくれた贈り物。初日では大会最多の4234人のギャラリーからも“自己最多”と感激した多くのプレゼントをもらい、満開のシンデレラスマイルが輝いた。

 20歳は疾走の一年だった。初のツアー本格参戦。自身初戦となった3月の開幕第2戦で繰り上げ出場から6位に入り、4月には初日最下位からツアー史上2人目の予選突破を果たした。「フジサンケイレディス」では初の優勝争い。5月にツアー初優勝を国内メジャーで飾り、8月には「人生が変わった」という「AIG全英女子オープン」制覇を達成した。

 「本当にいろいろありすぎて、なんて言葉にしていいか分からない。21歳を“こういう一年にしたい”というのは難しいけど、目標は高く持って、それに向かって頑張りたい。今、思うのはやっぱり東京五輪かな」

 米ツアー挑戦にも動き出す2020年。その前に“女王取り”という大仕事が残っている。4番(パー4)ではグリーン奥からスピンを効かせた絶妙のアプローチでパーセーブ。「あれを練習していた。完璧でした」。逆転の戴冠へ向け、新たな武器も手に入れた。

 「自己ベストの63を目指します」と宣言した第2ラウンドは、初のアマチュア2人との同組。高校生に大人のゴルフを見せつけ、優勝争いに割って入る。(臼杵孝志)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ