ドタバタしぶこ!優勝後に8時間大移動…石川遼とTVマッチで初対面/国内女子

 女子ゴルフ「大王製紙エリエールレディス」(愛媛)で今季国内4勝目を挙げた渋野日向子(21)=RSK山陽放送=が一夜明けた25日、次戦に向けて宮崎入りした。愛媛からの“大移動”で超タイトなスケジュールの中、テレビ番組収録に臨んだ。28日開幕の今季最終戦「LPGAツアー選手権リコー杯」(宮崎CC)で、逆転の賞金女王取りに挑む。

 涙の優勝から一夜明け、愛媛から約350キロの移動にも疲れた様子はない。むしろ元気いっぱいの渋野が、宮崎で最初の仕事を終えた。

 「移動は大変だったけど、ずっと寝ていたので全然元気。(収録は)すごく楽しかった。眠気も覚める一日でした」

 前日24日の優勝後は会見やあいさつ回りでドタバタ。予定の飛行機に間に合わなかった。25日午前8時頃から宮崎でTBS系「京セラ フェニックスチャレンジ」(12月22日午後4時放送予定)の収録がある。選択したのがフェリーだった。

 午後5時頃に松山市のエリエールGC松山を発ち、車で同県伊方町の三崎港へ。混雑により乗船に約2時間かかったが、所要時間1時間強で夜に大分市の佐賀関港到着。車で宮崎市内へ向かい、ホテル到着は午前1時、就寝は同2時半だった。

 「夕食は港で海を眺めながら、皆でカップ麺を食べた。すんごいおいしくて『いやー頑張ったな』と思いながら」。異例の“祝勝会”を思い出し、クスリと笑った。

 午前6時起床。正午頃には収録も終わり、休息と思いきや「(宮崎の景勝地)高千穂に向かいます! キヨキヨしに行きます。久しぶりのキヨキヨ」。8月の「NEC軽井沢72」の際に生み出した「清々(すがすが)しい」の言い換え「キヨキヨ」は、「リフレッシュ」の“しぶこ語”だ。

 「海にも行きたい。海に向かって叫べたらと思います。『コノヤロー!!』って」。つかの間のオフ満喫宣言。切り替えの鮮やかさも、強さの秘訣(ひけつ)だ。

 「あした(26日)からしっかり練習。賞金女王に向けて、望みはつなげられたと思う。自分のプレーをすれば、結果はついてくる」

 幾度となく奇跡を起こしてきたシンデレラが、キヨキヨ…いや清々しい表情で今季最後の大一番に立ち向かう。(原田遼太郎)

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