鈴木愛、終盤ボギー地獄…風に泣き「はぁ~」5打差10位発進/国内女子

 LPGAツアー選手権リコー杯第1日(28日、宮崎CC=6535ヤード、パー72)今季7勝で賞金ランキング1位の鈴木愛(25)=セールスフォース=は4バーディー4ボギーのイーブンパー72で回り、首位に5打差の10位発進。終盤の4ホールで3ボギーと貯金を吐き出した。賞金2位の申ジエ(31)=韓国=は75の26位と出遅れた。2年ぶり3度目の大会制覇を狙うテレサ・ルー(32)=台湾=が67をマークして首位。渋野日向子(21)=RSK山陽放送=は4パットを嘆きつつも、3位発進に満足感を示した。

 快調にスコアを伸ばしてご機嫌だった鈴木が不機嫌モードに入った。15番(パー4)。気まぐれな風にティーショットが左に流された。4オン1パットのボギー。そこから流れが変わった。

 「はぁ~。キャディーさんは左からと言ったけど、右からだった。林に入って2打目は出すだけ。残り50ヤードの3打目も(グリーンに)乗らなかった。風の読みは全部キャディーさんに任せているから…。はぁ~」

 2番(パー5)で1メートルを沈めてバーディーを先行させた。2バーディー、1ボギーで折り返した後半は10番(パー4)から2連続バーディー。3アンダーから終盤の4ホールで貯金を吐き出し、「痛い1日になった。せっかくいい感じで積み重ねてきたのに…。自分のミスじゃないだけに、腹が立ちました」。

 2年ぶりの賞金女王奪回を目指し、賞金ランキング2位の申ジエと3位の渋野に約1500万円の差をつけて臨む最終戦。圧倒的に優位な立場に立ち、大一番ではバッグを担いでもらう信頼する男性キャディーだけに、言葉ほど表情は怒っていない。前週は渋野との優勝争いに敗れたが、ツアー史上2人目の3週連続優勝からの2位。今週も好調さをキープしている実力者は自信満々だ。

 「4日間大会には1日は悪いときが必ずある。それがきょうだと思った。焦りなく明日からの3日間をプレーできると思う。普通に回って追いつければいいかな」

 首位とは5打差。渋野とは2打差の10位スタート。第一人者としての強烈な自負が鈴木の最大の武器となる。 (臼杵孝志)

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