’19大ブレークしぶこが大ブレーキも女子4年ぶりV!ゴルフ3ツアーズ

 日立3ツアーズ選手権(15日、千葉・グリッサンドGC=男子3633ヤード、シニア3380ヤード、女子3113ヤード)男子、女子、シニア3ツアーの賞金ランキング上位選手ら各6人が合計ポイントで争う大会。「AIG全英女子オープン」覇者の渋野日向子(21)=RSK山陽放送=が初出場し、“池ポチャ”などトラブルに見舞われながらも女子の4年ぶり5度目の優勝に貢献した。シニアが2位、昨年優勝の男子が3位。小祝さくら(21)=ニトリ=が最優秀選手に選ばれた。

 池へ、林へ…。今年一大ブームを巻き起こした渋野が“ドタバタ”のプレー。タッグを組んだ賞金女王、鈴木愛にペコペコと頭を下げ続けながらも、女子の4年ぶり勝利を喜んだ。

 「憧れの愛さんと一緒にプレーして足を引っ張ったけど、たくさん助けてもらった。みんなで力を合わせて4年ぶりに勝ててよかった」

 ギャラリーは昨年の1・5倍強にあたる6567人。お目当ては、やはり渋野だ。午前は良い方のスコアを採用するベストボール方式。1、2番の連続バーディーに貢献するも、最終9番(パー4)で入れば3ポイントゲットの2メートルのバーディーパットを外してシニア組に並ばれる形となった。

 同じ1-9番での午後は、1つのボールを交互に打つオルタネート方式。2オンを狙った6番(パー5)での2打目を3番ウッドで右林に打ち込んだ。「ごめんなさい」と平謝りで、鈴木も苦笑い。9番でも3番ウッドでのティーショットを左に曲げて池ポチャ。「ショットがボロボロ。すごく悲しかった」。ボギーとして午後もシニア組とタイとなり、再び勝ちを逃した。

 ただ女子の計12ポイント中、鈴木&渋野組は4ポイントを稼いで面目を保った。

 それでも渋野は前向きだ。普段は一緒にプレーすることがない男子とシニアから「自分にない引き出しを発見できた」。午後の対決で、8番(パー4)でチップインバーディーを決めた男子の石川遼(28)=CASIO=や、同じくピンそばにピタリと寄せたシニアの倉本昌弘(64)=フリー=から転がしのアプローチを学んだ。

 「来年も帰ってきて、活躍したいと思います」

 来年は東京五輪、そして今季は2位だった賞金女王取りもある。激動の今年を締めくくる大会でしっかり収穫を得た渋野が、来季もゴルフ界の中心となる。(稲垣博昭)

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