紀平「完璧な演技で」初優勝狙う ライバルも上々の仕上がり

 19日に開幕するフィギュアスケートの全日本選手権を前にした18日、赤い衣装に身を包んで公式練習のリンクに立った紀平は、次々とジャンプを成功させ、好調ぶりをうかがわせた。代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は計5本着氷した。転倒したものの4回転サルコーも試みた。「最近は調子がよく、ジャンプもはまっている」。7日に閉幕したGPファイナルの疲れを感じさせず、表情には自信がみなぎっている。

 昨季はSPでミスがあり、出遅れることが多かった。今季は「どの大会でもSPでノーミス」を掲げ、ここまでの大会では、SPからトリプルアクセルを決めるなど安定している。初優勝が懸かる全日本の舞台にも冷静で「結果がついてくるように、SP、フリーともに完璧な演技をしたい」と意気込んだ。

 一方、2年ぶりの優勝を狙う宮原も上々の仕上がり。この日の曲をかけた練習では大きなミスなく滑った。「自分のできることに集中して、自分らしい滑りをしたい」と気合十分で、今季GPファイナルに出場できなかった悔しさをぶつける。

 樋口は練習でトリプルアクセルを着氷した。本番の演技に組み込むかは「考え中」ながら、「諦めないことを意識してきた。できることを全部出し切れるようにしたい」と笑顔だった。前回覇者の坂本は「表彰台に立てるよう頑張りたい」と語り、2連覇を目指す。(久保まりな)

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