宮原、2位「大きなミスがなかったことはホッとしている」/全日本フィギュア

 フィギュアスケート・全日本選手権第1日(19日、国立代々木競技場)昨年3位の宮原知子(21)=関大=はトップの紀平に3・87点差の2位発進。表現力の高さを示し、5度目の大会制覇へ、好位置につけた。

 「大きなミスがなかったことはホッとしている。(いつもより)落ち着いてできて良かった」

 冒頭の2連続3回転ジャンプと終盤の3回転ジャンプでともに回転不足を取られ、わずかに減点を受けた。それでも演技点で、紀平(34・63点)を上回るトップの36・23点をマークした。

 今季のテーマに「自律」を掲げる。2018年平昌冬季五輪4位の実力者は、さらなる成長を求めて、今季は拠点とする関大を離れ、カナダで多くの時間を過ごす。幼少期から師事する浜田コーチだけでなく、カナダ人のバーケル・コーチにも指導を仰ぐ。異国の地で表現力に磨きをかけてきた。

 「伸び伸び滑れている自分がいる。フリーは自分の演技に集中したい」

 “ミス・パーフェクト”の異名を持つ宮原は、4回転ジャンプの投入で逃げ切りを図る紀平とは対照的。確実かつ妖艶な演技で、2年ぶりの女王の座を奪いにいく。(石井文敏)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ