阪神、ジョンソン&ドリス退団へ…残留交渉打ち切り 新助っ人・エドワーズが合意間近

 阪神・谷本修球団副社長兼本部長(55)が18日、今季強力リリーフ陣を支えたピアース・ジョンソン(28)とラファエル・ドリス(31)の両投手との残留交渉を打ち切る方針を明かした。ジョン・エドワーズ投手(31)=インディアンス3A=と合意が間近であることも認め、球団史上最多となる助っ人8人体制の完成のときが、いよいよ迫る。

 虎の鉄壁リリーフを支えたあの2人の姿は、2020年の虎にはない。谷本球団副社長が、ジョンソン&ドリスとの交渉打ち切りを明言した。

 「事実上そうなりますね、はい。これ以上獲れないでしょう。(支配下登録)枠もありますし」

 助っ人陣との交渉が続々と大詰めを迎えた一方で、球団は苦渋の決断も下していた。ジョンソン、ドリスとの残留交渉は、日本時間の13日に米大リーグのウインターミーティングの閉幕を迎えた後も進展せず。退団に備えたリリーフ陣の獲得調査を本格的に進め、2人との別れを選択せざるを得なかった。

 ドリスは今季56試合に登板し、5勝4敗、19セーブで防御率2・11。来日2年目の17年には37セーブでセーブ王に輝くなどNPB通算で96セーブを挙げたが、フィールディングや制球面で安定感を欠く場面も多かった。

 ジョンソンは来日1年目の今季58試合で2勝3敗、防御率1・38と大車輪の活躍。「八回の男」としてチームに絶対的な安心感を与えたが、残留はかなわなかった。谷本副社長はこれまでにも「かなり(大リーグ球団の)人気が高いようで、家族の意向も大きいみたい」と語っていた。“実績組”を失うのは確かに痛いが、打つべき手を打ってきた。

 「4番・一塁」候補のジャスティン・ボーア内野手(31)=前エンゼルス=を獲得し、米国出身で今季の韓国打点王であるジェリー・サンズ外野手(32)=韓国・キウム=との合意も間近。強化できた打線とは対照的に、リリーフに“危機”が訪れた形だが、ロベルト・スアレス投手(28)=前ソフトバンク=の獲得調査も本格化させている。そして、ジョン・エドワーズ投手(31)=インディアンス3A=との交渉が“最終段階”に入っていることも、谷本副社長はこの日認めた。

 「(ジョンソン、ドリスの穴を)十分埋めてくれるんじゃないかと、期待しています」

 さらに続けて「外国人8人が完了したら、まあそこで、はい」と「補強完了」も明言した。台湾人の呂彦青も含めた8人がそろう。別れはあった。だがそれも乗り越え、整えられる。

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